釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
1月18日 (日) |
長崎 |
中 | 26 | 満 5:50 干11:30 |
11 | 曇 時々雨 |
南東弱 |
澄 | カニ |
2 | 46.5 44 |
初チヌ枯れた雑草に降りた白い霜をギュッと踏んで、うっすらと明けた早朝の護岸を歩く。 霜が降りてるってことは、夜中も風が吹かなかったのだろう。 海面は、ざわめきもなく、覗くと底までくっきりと澄みきっている。 先ほど測った水温は11℃。 (だいじょうぶかな。昨日は熊さん釣ったって言ってたけど。2月の水温バイ。) 昨日、熊さんは前打ちで47,ヘチで45を上げている。 いろいろ聞いて、(よし、一人で来られるところは、やっぱりここしかない。)と思って来たのだが、ちょっとこの状況は不安だ。 とりあえず、ヘチ竿と落とし込み用長竿と準備。どちらでもやれるようにして、状況と場所に合わせて使い分けよう。 まず、長竿で、沈みやかけあがりを、歩きながらポンポンと探っていくが、沖までだらだらと浅いこの場所は、遠くの底まで見えていて、とても出そうにない。 おまけに、最後に期待していた、つきあたりのポイントには、すでに老人が投げ込みをして座っている。 「ダミだ こりゃ。」 ヘチ竿に持ち替えて、昨日、熊さんが1枚上げたという場所に行ってみる。 ガン玉2号、小さめのカニをつけて一投目、アタリなし。 2投目、チョッと前の船の下に振り込んでみる。 一ヒロぐらい餌が落ちたところで止まった。 (引っかかりかな) すこうし糸を貼ると、フワフワする。もう喰ってる! チョンと合わせて掛ける。相手はまだ気が付かないようで、じっとしている。 糸を少し巻くと、やっと気が付いたようで、キュィっと走る。竿の弾力を感じて今度は逆の方へキュィっと逃げる。どうやら35〜6ぐらいのヤツが掛かったみたいやね。 竿でじっとためながら少しずつ巻くと、疲れて姿を現した。え! まあまあの型じゃないか。強烈に合わせなかったのがよかったようで、あまり抵抗せずにゆっくり浮かんだ。 46〜7cm。初チヌゲットだけど。なんか、暴れてくれないとヤッタ〜って気がしないんだよね。
アタリはそれっきりになって、フグばっかりがつつくので、また、長竿で超前を狙った。 一度掛けて、同寸を浮かしたが、鈎ハズレ。 雨が降ってきたので、しばらく車の中で横になってうつらうつらしている内に、なんだか、やる気が失せて、今日の運勢は最悪のはずだったんだけど、落とし込み初釣りで2枚釣れれば、もう、いんじゃない〜? って納竿。 |
釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
1月10日 (土) |
長崎 ヨコ島 |
中 | 18 | 満11:21 干16:53 |
15 | 曇晴 | 北 |
薄濁 | カニ |
サンバ | 笑2 |
初大笑い正月明けても、なかなか気持ちが乗らずじっとしていた。 熊さんに連絡すると、 暮れに僕がサンバ釣ったところにRISUさんと行こうという。 熊さんは、僕が 「あそこのポイントは、年中サンバ釣れますよ。」 といったもんだから、仕舞い込んでいたサンバ熱がボコボコと沸騰したらしい。 サンバねー。チヌを釣りたいんだが、RISU・KUMA・VIVIAN、3○○トリオで行くのは、釣れなくても初釣りにはぴったしかも。 ゆっくりと起きて、船で目的地に向かう。 RISUさんはチヌも釣りたいので、隣の波止へ、僕と熊さんはサンバ波止へ。 熊さんにポイントを教えて、僕は熊さんと別に波止の反対の端で釣ることにする。 しばらく波止角を探っているうち、餌取りベラが少なくて潮が回り込む小さな瀬を見つけた。 「ここがいいかな?」 集中的に餌を送り込んでいると、グッと穂先を押さえた。そのままじっとする。ベラだったら、キューッと持っていってぱっと離すはず。しかし、これは本命のようで、グッ・グッ・グーッと重々しく穂先を押さえていった。 ヨッシャァ! ガツンとアワセを入れる。掛かった! 合わせた穂先が返らない。そのままグーッと竿を絞り込んでいく。竿を起こそうとしても、底が切れず、グン・グンと下にさらに 持っていって。 ブツ! ゲーッ。 切られた。 3号ハリスの下の方はザラザラ。くそー。根ずれかな。強引に巻いて底切ればよかったかな〜。でかかったのに。落とし込み初バラシやんか。 ガッカリしてハリスを交換していると、熊さんから電話。 「ありがとうございますー。オチさんのおかげです〜。」 「え? 釣れた?」 「43cmぐらい。ひっひー。」 「エ〜。僕も今バラしたばっかりなんよー。でも、おめでとー^。」 「どーもー^^」 さすが、サンバの天敵、熊さんだあ。 こちらもがんばろー。 しばらくして、さっきバラしたポイントで小さめを掛けたが、もう少しで浮くというところで、今度は痛恨の鈎ハズレ。 それからは全くアタリなしで、熊さんのいるところに行ってやってもダメ。なんか体がきつくなって、集中力がなくなったので、とりあえず荷物のところに戻って一休みして、そのそばのバラシポイントに座り込んで釣るが、一向にあたらない。 落とし込み初釣りはボーズかなぁ。 電話が鳴る。波止替わりでこちらに来て、熊さんと一緒に釣っていたRISUさんからだ。 「上がり4時にのばそー。今、ちっちゃいけどアタリよるんよ。こっち来る〜?」 「4時ね。了解。」 釣れたのかな。それでも、あそこは3人は狭いような気がして、行く気にならない。 でも、釣れないので、しばらくして、二人のところに行ってみる。 ストリンガーを見て、がく然! きれいなシマシマが4枚もぶら下がっている。熊さんの43cmの他に30cmぐらいのが3枚。 「なん、これ! 3枚追加? 誰が釣ったと〜?」 RISUさん、 「ヘヘっ、おれも1枚釣ったよ〜。」 ということは熊さん2枚追加。ガーン! いつの間に。 まずい、非常にまずい。僕だけボーズってことは、写真係になるやん。初釣りで。 二人の間にズイズイと割り込む。 しかし、釣れない。 RISUさん、掛けて取り込んだ。まあまあの型。 「32cmぐらいあるよ〜。やった。 ひっひ。」 まずい! 二人は僕を見ては、へへ〜と笑っている。くそー。 もう時間もあまりない。 じーっと釣りながら、へんな想像がよぎる。 今年は大殺界だし。もしかしたら、最後の土壇場で掛けて、鈎ハズレとかするんじゃなかろうね。 きっと、二人から、めいっぱい爆笑食らって。最悪やろね、そんなんって。 釣れないときって、悪い想像してしまうんよね。 ポーンと潮が動いている前の方に打った仕掛けが、底に着いた。キクとくわえて、グーッとひいた。オオーッ。来たぁ! よかったー。取るぞー。神様ありがとー! ググ−ッと竿を絞る。 「やった。やった。」 熊さん、 「おー、結構いい型。」 RISUさん、 「やったねぇ。」 浮いてきた。縞の少し消えかかったまあまあサイズじゃん。おー、よかったぁ。 RISUさんがタモで掬ってくれる。 パッ。 え? ナ・なんと、タモが水面に届く寸前、鈎がはずれた。シマシマはスーッと海の中へ。 「アーっ!」 熊さん、RISUさん、 「あーっ。」 一呼吸おいて… 「ギャハ・ハァ〜!」 「アーン、やっぱりぃ。」 うそやろー。予感ってこんなに現実になっていいの〜。 でも、自分でもおかしくて、3人でワーワー笑った、笑った。 RISUさん、また30cmぐらいの追加で。 それから、やっと来たと思ったら手のひらサイズ。放流しようかと思ったけど、 「うーん … これキープ。」 とにかくゼロから1にしたいのです。写真係はいやだかんね。 しばらくして、あきらめかかっていたところ、前でくわえていたのを、今度はしつこいほど追い合わせて、とうとうゲット。30cmの小サンバだったが、何とか取り繕った。 あー あぶない。あぶない。よかったー。最後によく釣れたね。 潮が右に行ったり左に行ったりする場所だが、おそらく、熊さんが朝からずっと粘っていたから、餌取りでばらけたカニが撒き餌がわりになって、さらに、この潮で流れていかずにサンバが寄ってきたのじゃないかな。熊さんに感謝。 一緒に笑える釣友がいて、今年も、落とし込み釣りスタートしました。
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