チヌ落とし込み釣行記 2003/4月

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
4月29日
(火)
大分 28  7:21
13:33
17
カニ
フジツボ
38

チヌは見た


 これを書いてるのが5月17日。あんまりぱっとしない釣りだったから、書くの忘れてた。
 5月4日にも、4月13日・27日に落とし込み釣りで結構釣れたというので、秀船長にお世話になり○原に行ったけど運悪くスケスケでアイナメが来ただけ。この日、大分に行った金太さん、長崎に行ったたっちゃん、鹿児島に行ったRISUさんは、50UP釣れたって、電話してくる。 こういう場所に行かないと釣れない時季だ。
 沖防は落とし込みモエビで1日1枚ぐらいのペースで出てるけど、まだ修行状態。セイゴ40cm〜50cm前後は朝一に一人1〜2本釣れている。
 
 閑話休題と。
 4月28日、RISUさんが
 「明日、大分行こうか。」
 って電話してくるので、乗った。
 飲みごとを2次会でフケて、帰って3時間寝て、頑張って起きた。我ながらえらいと思うね。(決して深酒はしておりません。)3月末から休み前は必ず飲みごと(これが6月末まで続くのだ。キビシ〜!) 
 
 待ち合わせの場所について、しばらく待ってると、RISUさん、さえない顔をしてきた。
 「今日、やめようか。」
 なんのことかと思えば
 「今日の運勢最悪だったんよ。」
 「…いいですよ。やめましょうか。」
 このまま一人で佐世保かどこか行くかと思ったが、車に荷物を積んで出発してしまった。
  最初の場所は、福岡で同じところがあっても、絶対チヌはいないような場所。
  しかし、ここ大分は違っていた。チョッとのぞいた透け底に、口白の完全60UPがゆったりいる。
 しまった、見られた! と思ったが、試しにカニをつけて落とす。
 やっぱり反応なし。
 他にもところどころにチヌを見るが、全く無反応。

 場所替えして、ここも福岡では、まず、チヌはいないと思うような場所。
 でも、ここはやっぱり大分、ちらほらと姿が見える。
 それでもアタリ無く、2時間たらずして、
「場所移動しようか。帰ろうか。」
 ってRISUさんが言うけど、

浮かない顔ですなぁ
「ちょっと待って。今、チヌが浮いてたから。あと30分しましょ。」
 試しにオモリを2号から3Bに替え、カニを落とした1投目に底で押さえた。
 やっと来た!デカイかッと期待したけど、小型の30cm台。
 それから30分ぐらいしたが、ダメ。
 RISUさん
「やっぱり帰ろう。」
 てんで、10時半には納竿して、1時頃には自宅にいたのでした。なんか疲れた。


 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
4月19日
(日)
山口 18 10:14
 4:31
15
カニ
フジツボ

A RISUさんDAY〜


 魔人蛾ぁZちゃんと山口に行こうかと打ち合わせしていたところ、RISUさんも加わり3人で行くことになった。そういえば、この「速攻JETS」落とし込みコンビの二人とは、去年も同じ場所に一緒に行って、ボーズこいたことがある。ちょっと不安になる。
 こんな気持ちをあおるように、船着き場に着いたところから雨が落ちてくる。
 そして風。
 すでに波止には北九州のクラブのKさんと、宇部のおなじみの方が上がって釣っているが、まだ釣り上げてはいないような雰囲気。浮子釣りが外向きに3名ばかり。

 風は東で、内側は適当に波立ち、上げ潮が横に流れている。
 一番いい波止北側は先の二人もいるし、Z君も行って、RISUさんも行くだろうから。僕はだ〜れもいない反対側に行く。どうも普段から、人がいっぱいの中で仕事しているので、こんなときだけは人の群れから解放されたいんだよね。昨日もお偉いさんとの飲みごとで遅くまで…気遣いと二日酔いで気分が悪いからなおさら。

 Z君が
 「上の方でバンバンアタルかも。」
 って言っていたが、フジツボは冷たく上がってくるし、毒クラゲがいっぱい潮に流されてスリットの中に入っていくので釣りにくいったらない。仕掛けを入れるたびにハリスや餌に毒足がからみつく。(これ、手で取り除いてたんだけど、おシッコしたら、あとで、おち○こがピリピリするんですね。警告・警告・危険・危険!
 
 落とし込み開始後、数時間アタリなし。雨はさらに強くなり、首から雨が入ってきてすでに下着まで濡れている。さぶ〜。向こうメンバーも釣れてないようだ。(後できくと、数回アタリはあったと。だから、こっちにこなかったんだ〜。)餌を替え、カニで底まで探ることにするがダメ。とうとう鈎をグレ3号にして極小のカニにするが同じこと。
 
 12時前、上げ潮が止まったので、下げ潮があたる北側に行く。宇部の人が30cm台をカニで1枚上げている。やっぱりカニがいいんかな? 

 丁度、北コバに真正面から緩く潮が当たってきている。
 これはひょっとしたらいいかも。カニで、コバ回りを念入りに探り、今度は前、さらに超前。いないのかな〜。 
 寒くて、眠くてもう限界。
 荷物のところに帰って、じっとしてると、南側に行っていたZ君も帰ってくる。帰ろうかな、と思って、僕と入れ替わりに北コバに入ったRISUさんを見ると、なんと竿を曲げている。
 エ〜?

 

RISU会長、最後の2発、45・44cm
タモ入れして(*^∇^*)こちらに来た。45cmのでっかい顔の立派なチヌ。
 う〜、また、例の納竿前の1発って展開。や〜ね〜。餌はフジツボだって。
 竿をたたんでいたKさんも僕がまた釣るっていうんで、また、竿を出し始めた。
 最後の粘りとばかりコバに行くと、さっきより潮が強くなっている。これまたひょっとして…なんて期待をするがアタリなし。(ここでフジツボ餌にすりゃよかったかもしれなかったが、惰性でカニをチョイスしたのがいけなかった?)

 20分も立たないうちに、また眠気が来て、
「やーめた。」
 ざわざわと来ていたみんなもまた、荷物のところに。今度は落とし込み竿もヘチ竿もみんなしまい込んだゾ。どうだ、もうや〜んぺ!
 ところが! 一人だけ粘っているRISUさん。また掛けた。
エ〜×2! みんなあきれて、もう苦笑するしかない。

 またRISUさん(*^∇^*) 帰ってくる。
 ってことで、RISUさんの一人勝ちデ〜になったんでした。これはさすがですね。 


 

 釣行日 場  所  潮 月齢  干満 水温 天気 状態  餌 釣果 サイズ
4月6日
(日)
鹿児島  8:40
15:05
13.1〜
16.1

南東
〜西
カニ
50.1
49.5

ハプニング連続日


 土曜日にたっちゃんとURAさんとで鹿児島S波止に行く予定が、同行者に嵐を起こす人がいて、4mの波になり断念。夜からは飲みごとだし、日曜はゆっくり起きて、唐津にでも一人で行くかと思っていたところに、RISU会長から電話。二人で鹿児島S波止行きに決定。

 魔人蛾ぁZ君と汚堕しゃん、名古屋からはるばるの落とし込みフリークKのYさんも渡船場に到着。西村さんもなぜかいる。
 昨日荒れていたはずの海は、うねりも無く、若干の風。久しぶりのS堤は上げ潮も程良く流れているようで釣りやすそう。
 
 灯台に船が着いたので、これで灯台側の上層の可能性は低くなる。暗いうちから仕掛けをセットする。落とし込み竿39/45ズームに3号道糸、ハリスは2.5号、ダゴチン専用5号にガン玉5Bを打つ。
 先週よかったという反対側の低い方に行こうか、それともこのまま灯台側で上げ潮があたる面を探ろうかと迷いながら夜明けを待つ。
 どうせ、低い方は何人も行くだろうから、満員になっちゃうなぁ。
 やっぱり僕と西村さんを残して、後の4人はさっさと低い方へ歩いて行く。
 よしっ。上げのあたり潮ねらいでこのままここでやろうと決める。

 糸が見えだしてから、灯台回りからはじめて、30分ほどあたりの上層を素早く探るけど反応は無し。上層にはチヌはどうもいないようだね。ここは大体いればあたるはずだから。
 低い方は、どうなのかな? たぶん1〜2枚はもう上がってるだろうなぁ。
 
 一気に底を狙うために6Bをチモトに追加。
 汚堕しゃんから4匹もらった汚堕ガニを付ける。これは柔くてよく動くんです。
 灯台前20m程から約18mの底に落とすが、潮が速くてすぐに波止の端まで流される。もっと戻って際底をとばす。アタリらない。西村さんを見ると、ようやく仕掛けを作って、灯台回りの底を丹念に探っているがあたらないようである。

 ここで、前に切り替える。灯台から20mのところで、糸を15m程繰りだして、思いっきり前に振りとばして、沈めながら糸をさらに送り出していく。。
 潮は灯台から40mほどのところで波止にあたり、横に流れて波止先端を勢いよくかすめて沖に出ている。
 餌が着底。素早く一度きいて。喰ってないな。底をはがしてとばす。
 ぼけっとしてると根がかりするから気を付けてと。
 あれ?なんか変な感じ。根がかりのようでふわふわ。半信半疑で竿をグーッと上げるとゆっくり動いた。来た! そのままリールをグリグリっと巻いて追いアワセを掛けて。 潮の流れと合わさって重い。灯台の潮裏に回したが、久しぶりの普通の落とし込み竿。ヘチ竿と違ってなかなか思うようにあしらえない。ようやく浮かしたが、7.2mのタモがぎりぎり。ふうふう言いながらやっと取り込んだ。「きっちり」(この括弧に注目)図って50cmジャスト。ウヒヒ。2年ぶりのここでの釣果だ。6時15分。
 ストリンガーに掛け、もう一度同じように流すと、また来た。これも苦労して取り込む。
6時35分。50.6cm。
 
 アタリはそれっきりだった。RISUさんが報を聞いてこちらに来る。低い方は今日は全くダメ言うこと。

 ストリンガーにつながれた2匹のチヌは、深場から上げって来たからか、プカプカ浮いているので、針で空気袋のエアーを抜いてあげたが、最初に釣った方はうまく抜けなくて、泳げるようになったやつをロープの先に付けて泳ぎやすいようにしてやろうと、入れ替えて、おろしてたら手が滑って、上のやつが下のやつに滑りあたり、その反動でなぜかストリンガーとスナップサルカンを接続していたスプリットリングがはずれて、エアーが抜けた方は、ストリンガーを付けたまま、泳いで行っちゃったぁーん!(/_;) 
 チヌ君ごめんなさーい。どうか元気で生きてくだはーい。


2年ぶりのS波止釣果
これは49.5(2.2kg)と言うことに
 ところがハプニングはこれだけじゃなかった、波止に偶然一緒におられた下茂さんと桑原さんたちとRISUさんが話をしてて、RISUさんが
「オチさん魚見せてあげリー。」
 魚上げて、「ついでに写真取ってあげよ。」RISUさんが言うので写真とってもらって、
「ついでに測ろう。」ってメジャーでRISUさんが測ってたら「あー、51かな。もう一度、あれー?49?」
 ぼく「そんな〜! ほら50あるやん。ね・ね!」

 下茂さんと桑原さん、ウンウンと言いながら苦笑い。
 RISUさん「ちょっと待って」
 バックから変なもん持ち出してきた。折り畳みのプラスチックの計測器。そして、
「あー、49,5バイ。ワハハ〜」そこまでするか〜?
 しょうがないので49,5にしたけど、50と49,5は大きな差だよねぇ。
 ワイワイ言って立ったり座ったりしてると、ポケットに入れてたデジカメがガチャッと落ちて、部品が分解。ヒェー!

 何とか、部品を取り付けて正常に作動したが、チヌが逃げて、50が49.5になって、カメラが傷ついて、トリプルショック。

 チヌが釣れたのはいいけど、運が飛び立ったような妙な気持ちで波止を去ったのですよ。

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