釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月15日 (土) |
松浦 |
小 | 22 | 満12:53 干17:45 |
20.5 | 雨曇 | 南東 やや強 |
やや濁 | カニ |
サンバ | 笑 |
サンバ探索サンバ・チヌの新しい落とし込み釣り場がまぼろしさん金太さんによって開発され、(それ以前に旧会員さんが開拓した情報があったとのこと)メンバーは次々とそこに行って、中にはまあまあの釣果をあげた人もいるが、サンバの新地開拓を! ということで、まぼろしさんと別な釣り場を探索することにした。 本当はもう若いメンバーにこの役を引き受けてもらいたい気分…。 そして、その情報で、ちゃっかりいい思いをするってのが一番楽なパターンってところなんだが。 中には精力的に開拓をしている人も若干1〜2名いるので、そんな落とし込み尖兵隊に密かに旗を振って応援しているところなんです。ガンバレー(^_^)/ 50才目前の二人は2時間チョイかけて車を運転し、フェリーに乗りこむ。 着いた船着き場からキャリアーで荷物をゴロゴロころがして波止に到着。フッ。 ここはチヌ狙いで過去3回ほど来たことがある。特筆するような釣果は出なかったので封印していた場所。 今回はサンバを狙おうって魂胆なので過去の実績は無視する。確か先端近くはスリットですごく深かったよな。 二人とも期待を込めてカニを落とし込むが、降り出した雨と予想外の横風に難儀する。 落とし込み釣りで一番やっかいなのは、波止と平行に吹く風なんである。 糸が風でフケて糸の操作もしにくい上に非常にアタリがとりにくい。最初は3Bでやっていたが、必然的にオモリを大きくしなければならないので、不自然な餌の落ち方になり、なおさら喰いも悪くなる。 小潮ということもあり潮も動かず、二人はこの悪状況に熱心に立ち向かう。しかし、どうやらサンバの魚影も薄いようで、水深15mほどの底も狙ってみても、一生懸命取ってきたカニは、ベラと子カワハギにやられるだけ。 1時前になり、帰りのフェリーが気になり 「どうしますぅ?」 と、まぼろしさんに、誘いをかけると、 「頑張りましょうか。このままじゃ消化不良やもん。」 と、延長戦の返事。 ムムッ。さすが最近のまぼろしさんはちょっと違う。 もともとAMA立ち上げメンバーだし、釣りは何でもこなす超ベテランなんだが、2年ほど前までは、落とし込み釣行・大会の際は、たいてい釣れないとすぐに波止に寝ていたのに、最近は寝ない。プライベート釣行ではいい釣果をいつもあげているし、大会でも入賞・優勝と絶好調。 (次のフェリーは4時過ぎ。どうやって時間つぶそうかなぁ。) しょうがないので、フェリーの浮き桟橋を探ってみるか。間違ってチヌが釣れるかも。 移動してるとまぼろしさんから電話。桟橋に着いてかけ直すと。 「サンバ釣れましたよ〜。小さいけど。」 「えーっ。せっかく桟橋まで来たのに〜。」 ざーっと桟橋を探って、アタリがないのでまたてくてく戻る。 風が少し止んで落としやすくなっている。 ガン玉6Bで5mほど落とすと、餌取りのチョチョンというあたりに混じってときどき、コン、コンという若干強いアタリが混じる。 「これはいるかも。」 数投後、いきなりグイーッと引いた。 「オッ、来た。」 引きはそれほど強くないが、サンバだ。28cmぐらいの小型シマシマが上がって来た。 狙いの魚なので、ちょっと嬉しい。 次はすぐ来た。穂先をコン、グッ。合わせるが掛からない。餌をつけ直し、今度はグッで穂先を送ってみる。さらにグッ。送る。グッ、グ・グーッ。ガシッと合った。 さっきよりチョイ小さいが引きを楽しんでゲット。 サンバって魚は、ちょっとした状況の変化で突然食い出すんだからあきらめ時が判断しずらいんだなぁ。 サイズアップを期待したが、また風が強くなり、ときどき、コンというアタリはあるものの、魚が小さいのかなかなか合わず、最終フェリーの時間となった。 サンバはいることが分かったので、来期はもっと早い時期に来てみよう。2kgオーバーのイシダイを狙ってね。
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釣行日 | 場 所 | 潮 | 月齢 | 干満 | 水温 | 天気 | 風 | 状態 | 餌 | 釣果 | サイズ |
11月1日 (土) |
長崎県 |
小 | 8 | 満15:16 干 7:21 |
21 | 曇雨 | 西弱 |
澄 | カニ |
4 | 38、40×3 |
VIVIAN号初航海福岡の落とし込みクラブ、FCCさんのチンチン丸のように好きな切れ波止に行けたら楽しかろ〜と思って、手こぎボートを改造し、中古の船外機を買って、船検を受けて、夏からいつでも出動可能状態だったのだが、なかなか出動のふんぎりがつかなかった。 というのも、ボートが結構重たくて、一人で船を降ろしやすいところがあまりないのである。 たっちゃんが一緒に行ってもいいというので、やっとVIVIAN号も初航海の日を迎えることができた。待たせたね〜。ルンルン。 長崎県の、とある場所に車を止め、ボートを降ろして沖の浮き波止をめざす。 が! いつもは1発でかかるエンジンがかからない。生まれてから一度もオールを持ったことがないというたっちゃん。(近頃の若いモンはボートに乗ってデートなんかしないのかいな)その彼にハアハア言って漕いでもらったり悪戦苦闘。ようやくかかってしばらく行くとまた止まるってことの繰り返し。どうやらエンジンが最小の2馬力なので2人じゃ重たくて船尾に負荷がかかりすぎていたようだ。エンジンの角度を調整したらやっと機嫌を直してくれた。ほっ。 目的地に何とか到着。2連の浮き波止を二人で別々に別れて降りる。 カラスは結構ついている。でも、持ってきてないので、まず、カニで様子を見る。上層3mまでをソーッと落として回る。 止まるか引き込みか。 道糸がぽっと赤くなるほどジーッと見つめながら、いつでもこいの万全体制だゾ。 ところが全く反応なくって。 おかしいな、1匹ぐらい付いていたってよさそうなんだけど。 ふと向こうを見ると、たっちゃんが掛けている。 むむ。竿の曲がりからまあまあの型やな。たもで掬ってこちら側に近づいてくる。彼は最近チヌから遠ざかっている。こちらも嬉しくなる。 「やったね。」 「42cmぐらいです。底を何度も誘ってたらきました。」 「底か〜ぁ。でも、なんか、白くないそれ。」 「キビレです。」 クロダイじゃなくて残念みたいだったが、まあ、ヨカたい。 それじゃと、何も来ないよりマシだから、底でやってみよ。 ガン玉2号をはずし、鈎オモリBにチモトに3B追加。水深は12〜3mもある。落とし込み釣りではちょっときつい。 底近くで、引き込み。 ギュギュッと引く。これもキビレやろね。引きは楽しめる。40cm。 でも、それから全くアタリなし。 隣のたっちゃんは結構あたるようで、キビレがストリンガーに次々と繋がれていく。キビレばっかりなので、彼のやり取りも気が抜けているような格好で、こころなしか適当にあしらっているように見える。 こちらは時間だけが経つばかり。頭に来たので、とうとうたっちゃんのいる波止に移動。 「この辺が、かけあがりで群れているみたいですよ。」 「ふーん。」 そんならと、そこに落としてみると、1発で押さえた。なんかあっけないというか。 「もう来たバイ。」 「また来たバイ。」 入れ食い。たっちゃんはもう、釣らなくていいって様子で、気合いが感じられない。 雨が降ってきたので、 「あと1枚釣って帰ろうか。」 その1枚が来なくて、横でたっちゃんがポトンと落としてまた掛ける。もう! 雨の中20分ほど粘ってやっと来た。時間があればいくらでも釣れそうだけど、 「これでおしまい。帰ろ!」 ごめん待たせて。 びちょぬれになったが、帰りは快調なVIVIAN号だった。
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